遅延損害金(基幹事務1−(2))

管理規約に遅延損害金の規定がありますか?

遅延損害金とは、管理費等金銭の支払が遅れた場合に支払い義務を生じさせる損害賠償金のことを言います。

期日までに管理費を支払わなければ、支払う金額が増えると考えるようになると、滞納者は少なくなるでしょう。

Aさんには請求するが、Bさんには請求しない等、不公平感があるとトラブルの原因となりますので、管理規約で遅延損害金の請求の規定を明確化し、運用ルールに則り厳格な対応をするべきでしょう。

なお、管理規約に規定がなくとも、滞納者に対し、年5%の遅延損害金は請求することができますが、この利率では効果が少ないことから、税金や公共料金を滞納した時の14.6%を基準に、管理規約で利率を定めることが一般的です。

遅延損害金を加算した請求処理が、コンピュータシステムではできないという管理会社もあるようです。せっかく、管理組合がルールを決めたとしても、請求がきちんと行えないのなら絵に描いたもちになります。管理会社経理サイドとの打ち合わせも綿密に行うことが必要です。

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標準管理委託契約書原文(別表第1事務管理業務)より

1 基幹事務

(2)出納

A 管理費等滞納者に対する督促

一 毎月、甲の組合員の管理費等の滞納状況を、甲に報告する。

二 甲の組合員が管理費等を滞納したときは、支払期限後○月の間、電話若しくは自宅訪問又は督促状の方法により、その支払の督促を行う。

三 二の方法により督促しても甲の組合員がなお滞納管理費等を支払わないときは、乙はその業務を終了する。

コメント

A マンション管理業者が管理費等の滞納金の収納事務を行う場合は、その旨記載するものとする。

C 滞納者に対する督促については、マンション管理業者は組合員異動届等により管理組合から提供を受けた情報の範囲内で督促するものとする。また、督促の方法(電話若しくは自宅訪問又は督促状)については、滞納者の居住地、督促に係る費用等を踏まえ、合理的な方法で行うものとする。

※甲は管理組合、乙は管理会社を言う

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