管理委託業務費以外の諸費用の負担先(第6・7条関係)

標準管理委託契約では、「管理員室、管理用倉庫、清掃員控室、器具、備品等を無償で使用させるものとする。」とし、また、諸費用を管理会社、管理組合どちらが負担するかを決めることになります。

管理員室は無償貸与が一般的ですが、管理員が管理員室内で喫煙する場合は、内装の汚れが著しいものとなるため、内装の復旧費は管理会社が負担する旨の特約を定めておいたほうが良いかもしれません。

諸費用の負担先ですが、仮に全て管理会社が負担すると取り決めたとしても、結局その支出分を管理会社が委託費に上乗せするだけですので、どちらが負担すべきかはそれほど拘る必要はない気がします。

水道光熱費、通信費、管球類(=蛍光灯や電球)、備品は管理組合が負担。消耗品費(清掃用具代等)は管理会社負担とすることが多いようです。

標準管理委託契約書原文より

(管理員室等の使用)

第7条 甲は、乙に管理事務を行わせるために不可欠な管理員室、管理用倉庫、清掃員控室、器具、備品等(次項において「管理員室等」という。)を無償で使用させるものとする。

2 乙の管理員室等の使用に係る費用の負担は、次のとおりとする。

一  ○○○○費 甲(又は乙)の負担とする。
二  ○○○○費 甲(又は乙)の負担とする。
三  ○○○○費 甲(又は乙)の負担とする。
四  ○○○○費 甲(又は乙)の負担とする。

コメント

@ 管理員室等は、通常、管理組合がマンション管理業者にマンションの管理事務を行わせるのに不可欠であるため、無償で使用させるものとしている。

A 第二項は、管理員室等の使用に係る諸費用(水道光熱費、通信費、備品、消耗品費等)の負担区分について、その内容を規定するものとする。

B 管理員室等の資本的支出が必要となった場合の負担については、別途、管理組合及びマンション管理業者が協議して決定することとなる。

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