管理組合がなくなった時の財産は?(管理規約第65条関係)

管理組合は区分所有が発生した時に自動的に成立しますが、建物が倒壊した時、老朽化による取り壊しで建物が消失した時、また、専有部分を全て買い取りマンションが一人の所有になった時等、管理組合が消滅します。

その時に管理費の余剰金や修繕積立金はどうなるのでしょうか?

標準管理規約では、「各区分所有者共用部分の共有持分割合に応じて各区分所有者に帰属するもの」としています。

共有持分とは所有するお部屋の床面積によって決まりますので、所有する床面積の割合に応じてお金が返還されることになります。

逆に、管理組合が消滅する時に多額の借り入れがある時は、持分割合に応じて借金(支払い義務)が残ります。

標準管理規約原文より

第65条(消滅時の財産の清算)

  管理組合が消滅する場合、その残余財産については、第10条に定める各区分所有者の共用部分の共有持分割合に応じて各区分所有者に帰属するものとする。

<標準管理規約コメント> 第65条関係

 共用部分割合と修繕積立金等の負担割合が大きく異なる場合は負担割合に応じた清算とするなど、マンションの実態に応じて衡平な清算の規定を定めることが望ましい。

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