管理費が黒字になった場合、赤字になった場合?(管理規約第61条関係)

決算の結果、管理費に黒字(余剰金)が出た場合は、管理規約では翌年度の管理費(収入)に充当することとしています。

管理費は、管理会社がマンション完成前に管理に要する費用を予測して積算していますが、建物完成後、大幅に管理費に余剰金が生じることがあります。

これは、

・反対に不足した(赤字になった)場合、管理会社に対する不信を招くため、ある程度余裕を見込んで管理費を積算していること

共用部分の電気代・水道代が机上計算していること

・駐車場及び駐輪場使用料は70から80%の契約率の収入で積算していること

等が原因です。

管理費は日常の管理に要する用途に使われるために、余剰金がたくさん残す必要がありません。

そこで、

・定期的に修繕積立金に振替える(修繕積立金値上げを抑制できる効果がある)

・駐車場使用料等の一部を修繕積立金の収入とする(〃)

・管理費及び駐車場・駐輪場等使用料を減額する(建物が古くなると修繕箇所が増えるために、減額分を修繕積立金の値上げに充当することが望ましい)

このような方法を取ると良いでしょう。

それでは反対に管理費に不足が生じた時はどうなるのでしょう?この場合、専有部分の床面積に応じて、不足分を負担しなくてはなりません。

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標準管理規約原文より

第61条(管理費の過不足)

1 収支決算の結果、管理費等に余剰を生じた場合には、その余剰は翌年度における管理費に充てる。

2 管理費等に不足が生じた場合には、管理組合は組合員に対して第25条第2項に定める管理費等の負担割合により、その都度必要な額の負担を求めることができる。

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