総会で決めること・決められること(管理規約第48条関係)

マンション管理組合運営方法は、原則すべて総会で決定することになります。

理事会が決めることができる事項も、総会において理事会に特定の事項に関する決裁権を与えるからこそ可能になるのです。

【総会で決議する事項】

1、収支決算及び事業報告・・通常総会において決定します

2、収支予算及び事業計画・・1、と同様に通常総会時に必須となる決議事項です

3、管理費等及び使用料の額並びに賦課徴収方法・・管理規約本文に記載されていれば特別決議が必要になります。管理規約別表であれば普通決議で決定できます

4、規約及び使用細則等の制定、変更又は廃止・・規約は特別決議が必要ですが、使用細則は普通決議で決定できます。

5、長期修繕計画の作成又は変更・・物価の変動及び劣化状況により、5年ごとを目処に修正することが一般的です

6、修繕の実施並びにそれに充てるための資金の借入れ及び修繕積立金の取崩し・・平成16年1月以前の標準管理規約をもとに規約を作成している管理組合は、大規模修繕工事を実施の決議は、特別決議が必要です

7、建物の建替えに係る計画又は設計等の経費のための修繕積立金の取崩し

8、修繕積立金の保管及び運用方法・・修繕積立金専用の保管口座を開設し、管理費とは分けて保管しましょう

9、敷地及び共用部分の管理・・駐輪場の整理や共用部分の使用ルールのことを言います

10、共同の利益に反する行為の停止等の訴えを提起すべき者の選任・・規約、細則等に違反し、管理組合が注意したのに関わらず改善が見られない組合員及び占有者に対し、訴訟を提起することができます

11、建物の一部が滅失した場合の滅失した共用部分の復旧・・火災、地震等の天災により建物の一部が損害を受けた時の共用部分の復旧

12、建替え・・特別決議が必要です

13、役員の選任及び解任並びに役員活動費の額及び支払方法・・理事は誰なのか、監事は誰なのかは総会で承認を得る必要があります。また、役員定数の増減、役員報酬及び経費の決定も総会で決定します

14、管理委託契約の締結・・管理委託契約書を締結・更新する場合、事前に総会決議が必要です

15、その他管理組合の業務に関する重要事項

招集通知の発送時期招集通知発送方法招集通知記載事項

理事長以外の総会招集

総会出席者の資格賃貸居住者の総会出席

議決権とは?共有名義の議決権行使|代理および書面による議決権行使

総会の成立要件と普通決議特別決議

議事録の作成アンケート決議

標準管理規約原文より

第48条(決議事項)

 次の各号に掲げる事項については、総会の決議を経なければならない。

 一 収支決算及び事業報告

 二 収支予算及び事業計画

 三 管理費等及び使用料の額並びに賦課徴収方法

 四 規約及び使用細則等の制定、変更又は廃止

 五 長期修繕計画の作成又は変更

 六 第28条第1項に定める特別の管理の実施並びにそれに充てるための資金の借り入れ及び修繕積立金の取崩し

 七 第28条第2項に定める建物の建替えに係る計画又は設計等の経費のための修繕積立金の取崩し

 八 修繕積立金の保管及び運用方法

 九 第21条第2項に定める管理の実施

 十 区分所有法第57条第2項及び前条第3項第三号の訴えの提起並びにこれらの訴えを提起する者の選任

十一 建物の一部が滅失した場合の滅失した共用部分の復旧

十二 区分所有法第62条第1項の場合の建替え

十三 役員の選任及び解任並びに役員活動費の額又は支払方法

十四 組合管理部分に関する管理委託契約の締結

十五 その他管理組合の業務に関する重要事項

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