駐車場無料は区分所有者の負担を大きくします(管理規約第29条関係)

標準管理規約の補足事項にあたる公式コメントに、「機械式駐車場を有する場合は、その維持及び修繕に多額の費用を要することから、管理費及び修繕積立金とは区分して経理することもできる。」とされております。

駐車場全戸分確保、使用料無料を広告戦略として新築販売されるマンションは、駐車料金が高額でかつ確保しにくい都心部では、大変魅力的な条件です。

しかし、その駐車場が機械式であれば、日常の維持費(保守料、電気代)の他に、前述のコメントにあるように将来的に多額の修繕費を要します。

初めからこの修繕費を含め修繕積立金を算出して販売していると良いのですが、新築時マンションの修繕積立金の平均金額は1uあたり60-80円と割安で、建物本体の修繕を行なうだけでも、将来的に不足が生じる金額です。更に駐車場の多額の修繕費を加算する・・・と考えると頭が痛い問題です。

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標準管理規約原文より

第29条(使用料)

 駐車場使用料その他の敷地及び共用部分等に係る使用料(以下「使用料」という。)は、それらの管理に要する費用に充てるほか、修繕積立金として積み立てる。

<標準管理規約コメント> 第29条関係

 機械式駐車場を有する場合は、その維持及び修繕に多額の費用を要することから、管理費及び修繕積立金とは区別して経理することもできる。第28条(修繕積立金)

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