管理組合が管理できる場所は?(管理規約第21条関係)

共用廊下、エントランス、駐車場が代表とされる敷地及び共用部分は管理組合が管理し、管理に要する費用は管理組合が負担します。

バルコニー、専用庭、窓ガラス等は共用部分の専用使用部分で、清掃や破損等の通常の管理は、その場所を使用する区分所有者(入居者)の責任で管理し、管理に要する費用は個人が負担します。

建物が古くなると、給・排水管の改修を実施しますが、住戸の検針メーターを境に部屋側が専有部分、部屋の外側は共用部分に分かれます。専有部であっても、室内の配管や配線等、共用部分と一体となった部分で、共用部分の管理といっしょに行なう必要がある時は、管理組合が修繕することができます。

標準管理規約原文より

第21条(敷地及び共用部分等の管理)

1 敷地及び共用部分等の管理については、管理組合がその責任と負担においてこれを行うものとする。ただし、バルコニー等の管理のうち、通常の使用に伴うものについては、専用使用権を有する者がその責任と負担においてこれを行わなければならない。

2 専有部分である設備のうち共用部分と構造上一体となった部分の管理を共用部分の管理と一体として行う必要があるときは、管理組合がこれを行うことができる。

<標準管理規約コメント> 第21条関係

@ 駐車場の管理は、管理組合がその責任と負担で行う。

A バルコニー等の管理のうち、管理組合がその責任と負担において行わなければならないのは、計画修繕等である。

B 本条ただし書の「通常の使用に伴う」管理とは、バルコニーの清掃や窓ガラスが割れた時の入れ替え等である。

C 第2項の対象となる設備としては、配管、配線等がある。

D 配管の清掃等に要する費用については、第27条第三号の「共用設備の保守維持費」として管理費を充当することが可能であるが、配管の取替え等に要する費用のうち専有部分に係るものについては、各区分所有者が実費に応じて負担すべきものである。

 区分所有者は、対象物件について、その価格及び機能の維持増進を図るために、常に適正な管理を行うよう努めなければならない。

→豆知識トップページへ戻る