なぜ専用庭やバルコニーに使用料を払わないといけないの?(管理規約第14条関係)

専用庭やルーフバルコニーは、マンションの所有者全体が共有している敷地(共用部分)の一部を、特定の住民が専用に使用して良いと認められている専用使用部分と言われる場所です。

マンションの駐車場と同様の扱いになりますので、管理費とは別に使用料を管理組合に支払う義務が生じます。使用料の有無、金額は管理規約に定められ、使用料を無料としているマンションもあります。

使用料を払っているのなら、清掃等の日常管理は管理組合や管理会社がしてくれるの?と思いになる方もいるかもしれません。

専用庭やルーフバルコニーは、部屋を通らないとその部分に行くことが困難で、プライバシーに関わる部分となるために、日常の管理はその住民が行なうことが規約で定められています。

ガラスが割れたり専用庭の樹木が枯れたりした場合には、個人負担で現状復旧することになります。

標準管理規約原文より

第14条(バルコニー等の専用使用権)

1 区分所有者は、別表第4に掲げるバルコニー、玄関扉、窓枠、窓ガラス、一階に面する庭及び屋上テラス(以下この条、第21条第1項及び別表第4において「バルコニー等」という。)について、同表に掲げるとおり、専用使用権を有することを承認する。

2 一階に面する庭について専用使用権を有している者は、別に定めるところにより、管理組合に専用使用料を納入しなければならない。

3 区分所有者から専有部分の貸与を受けた者は、その区分所有者が専用使用権を有しているバルコニー等を使用することができる。

<標準管理規約コメント> 第14条関係

@ バルコニー等については、専有部分と一体として取り扱うのが妥当であるため、専用使用権について定めたものである。

A 専用使用権は、その対象が敷地又は共用部分等の一部であることから、それぞれの通常の用法に従って使用すべきこと、管理のために必要がある範囲内において、他の者の立入りを受けることがある等の制限を伴うものである。また、工作物設置の禁止、外観変更の禁止等は使用細則で物件ごとに言及するものとする。

B バルコニー及び屋上テラスがすべての住戸に附属しているのでない場合には、別途専用使用料の徴収について規定することもできる。

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